※当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。
こんにちは。tetsukoです。
先日、閉幕間近の関西万博に行ってきました!
両親が行ってみたいけれど2人では不安とのことで、今回は子どもたちにはお留守番してもらい、両親とわたしの3人で行ってきました。
というのも、父が長距離を連続して歩くのが辛いこともあり、子どもファーストで周るのは難しいと判断したからです。
そして大人だけで行ったのであちこち見て周ったのかと言うと、下調べを真剣にしておらず、ちょっと後悔した面もあります。
一人で朝から晩までさくさくパビリオンを巡った友人たちの土産話と比較すると、わたしたちはずいぶんのんびりしており、パビリオンもあまり見られていません。
それでもいくつかポイントを押さえた方が過ごしやすいなと思ったので、同じようにまったり見に行きたい人におすすめの内容となっています。
激込みでも怖くない!まったり過ごすのもおすすめ!という内容です。
入場前に既に疲れる
平日10時に東ゲートの入場予約を取っていましたが、9時40分頃に駅に集合しゲートをくぐったのは10時半頃でした。
日差しを遮るものがないため、帽子必須です。母の日傘が何度も頭に直撃したので、個人的には日傘より帽子をおすすめします。
椅子やレジャーシートは必要?
わたしは使いませんでしたが、状況によってはあった方が便利だと思います。
- 並ぶ時に座って休憩したい人 →座面の高い椅子がおすすめ
- 3人以上で昼食をとる場合 →レジャーシートや椅子があった方が安心
長時間パビリオンに並ぶのであれば、椅子があると良いかもしれません。
ただ、椅子の座面が低いと、列が進んだり止まったりする度に立ち上がるのでじわじわ疲れます。
30分程度の待ち時間だと、結果的に立っている方がまし、ということになるかもしれません。
というのも、父が椅子を持ち込んでいましたが、座ったり立ったりがしんどいようで、並ぶ際には使いませんでした。
(万博会場でよく見かけた丸椅子は、座面が高くて便利そうでした)
また、昼食で大屋根リングの下を利用する方も多いと思いますが、1〜2名の席ならなんとか空いていても、3名以上となるとスペースの確保が難しいかもしれません。
荷物をできるだけ減らしたい場合、念のため小型のレジャーシートがあると安心だと思います。
(写真:いのちの未来/様々なロボットやアンドロイドが登場しました)
ざっくりですが、企業系のパビリオンは予約制が多く、海外パビリオンは当日並ぶものが多いです。
事前に予約が取れている場合を除くと、当日の予約の枠をチェックしながら進むか、海外パビリオンに並ぶことになると思います。
ところが、10時に入場して早々、もうパビリオンに当日並ぶのは止めておこうかな…というくらい会場内は混雑していました。
10時から16時:見たパビリオンは5つ
- いのちの未来【事前予約】
- いのちのあかし 森の集会所
- いのちの遊び場 くらげ館
- サウジアラビアパビリオン【45分並んだ】
- アラブ首長国連邦のUAEパビリオン
シグネチャーパビリオンの予約が奇跡的に取れていたこともあり、それ以外は本当に行き当たりばったりで臨みました。
さくっと楽しみたかったのもあり、結局、並んで入ったのはサウジアラビアパビリオンのみです。
UAEとカタールは比較的入りやすい
来場前に友人からアドバイスを受けていたのですが、UAEとカタールのパビリオンは比較的空いていると思います。
特にUAEは大空間にパネル展示が置かれているので、通路に沿って人がぞろぞろ動くわけではなく人の出入りがスムーズです。
もうパビリオンは諦めようか⋯と思っていましたが、館内に入ると独特なお香の香りがして癒されました。空港のロビーにいる感じ、ちょっとした海外旅行感があります。
「万博GO」で混み具合をチェック
事前に行き先がしっかり決まっていれば話は別ですが、とりあえず空いているところから見たいなという方にお勧めなのが非公式サイトの「万博GO」です。
途中までぶらぶら歩きまわっていたものの疲れ始め、ふと前日に兄から教えてもらったこちらのサイトを活用することに。
「万博GO」を片手に、待ち時間が40分以上のパビリオンはパスする、という方式でさくさく行き先を決めました。
ただし、サイト上では「待ち時間30分」だったサウジアラビアパビリオンも実際に並んでみると45分くらいかかったり、誤差はもちろんありますが大体の目安になります。
混雑状況は日々変化するので当日も休憩中にチェックすることをおすすめします。

サイトをチェックせずに歩き回ると、遠目からは空いてる!と思ったパビリオンも、入場規制がかかっていたり、大屋根リングの下に長蛇の列があったりと、引き返す羽目になりとても疲れました…。
(いのちの遊び場 クラゲ館/館内を彩るかわいらしいモザイクタイル)
昼食は持ち込みがおすすめ
友人から、お昼時の大屋根リングの下は混雑するよ、と聞いていました。
結果、シグネチャーパビリオン周辺のベンチで食べることになりましたが、曇っていたからゆっくりできたものの、日差しがあるとなかなか辛かったと思います。
できれば食事は涼しいところで食べたい!という方も多いはず。
しかし現段階で席を確保できていない場合、
- レストランに並ぶ
- 当日、テイクアウトやコンビニで購入したものを食べる
- 食べ物を持ち込む
選択肢はこの3つになると思います。
①②の長蛇の列を思うと、③の食べ物の持ち込みを強くお勧めします!
わたしは、「どこかの海外パビリオンのカフェでテイクアウトできるといいな~」と、おにぎりを1つ持ち込んでいました。しかし当日はどこもかしも長蛇の列!

昼食時には疲れ切って、並ぶよりも座って休みたくなりました…
今更ですが、どうせなからパン屋さんでしっかり惣菜パンを買って、なんならタンブラーに珈琲でも淹れてきて、ピクニック気分でゆっくり食べればよかったな、と思いました。
これからさらに混雑すると思うと、レジャーシートがあると便利だと思います。
また、会場内にもコンビニはありますが、並びます。
夢洲駅の改札を出て右手に小さなローソンがあるのですが、そちらの方が店舗が小さいこともありさくさく進みました。東ゲートから会場入りする方にはおすすめです。
夕食は当日予約も可能性があるかも?【牛カツ京都勝牛】
なお、事前予約でいっぱいのお店でも、意外に夕方以降の席は予約できる場合があります。
「牛カツ京都勝牛」は当日に確認すると16時以降ならご用意できます、とのことでした。(9月末平日時点)
お昼はさくっと軽食で済ませて、夕食をゆっくり食べるのもありだと思います。
午前中はともかく、午後になると本当に来場者が増え、大屋根リングの上も下もなかなか混みあってきます。
そんな中で、映画作家 河瀨直美氏がプロデュースしたシグネチャーパビリオン「Dialogue Theater いのちのあかし」の「森の集会所」はちょっとした癒しの空間でした。
廃校となった木造校舎を移築しており、軋む階段を上ったり、2階から会場を眺めたり、ぽけーっとし過ぎて何も撮影していません(笑)
飲食禁止ですし、休憩所ではありません。
今回、一人で訪れていたら真っ先にこうしていただろうなというのは、会場内の建築物や、パビリオンの外観を見て周るという過ごし方です。
事前に建物の概要をチェックするならTECTURE MAG(テクチャーマガジン)の万博特集がおすすめです。
海外パビリオンは入場の列があり近づけないものも多いと思いますが、企業パビリオン等の完全予約制の建物は近くで見ることが可能です。
(写真:ウーマンズパビリオン/ドバイ万博日本館の鉄骨や膜材を再利用しています)
(写真:サウジアラビアパビリオン/サウジ産の石材を利用した美しい外観でした)
パビリオン以外にも3Dプリンターで造られた休憩所や、大屋根リングしかり、建物を見て周るだけでも退屈しないと思います。
(写真:静けさの森 オノ・ヨーコ氏の作品)
連日賑わっている関西万博ですが、人が多く下調べが少ないと疲れてしまうと思います。
実際、わたしはジブリパーク以外のテーマパークに積極的に行ったことがないこともあり、パピリオンの入場までに相当並ぶ、というのが思った以上に堪えました。結果的に並ぶところはほとんどパスしています。
せっかく行ったのに疲れて楽しくなかったとならないためにも、ゆっくり過ごすこともおすすめです。