【子ども服の裾上げ・袖詰め】不器用でも大丈夫!ミシンなしでできる簡単な方法

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こんにちは。tetsukoです。

すっかり寒くなりましたね。

今回はついつい大きめを購入しがちな子ども服の裾上げ、袖詰めについてまとめました

夏服は少し大きくても、半袖が五分袖になったり七分丈が十分丈になる程度でしたが、大きすぎる冬服は子どもたちの活動を妨げてしまうおそれがありますよね。

わたしはミシンはときどき使うけれど、手縫いは苦手だし できればやりたくない派です。

しかし、「少し長めだけど裾がゴムだしまぁいいか」と履かせたUNIQLOのキルトパジャマで走り回り、裾を踏んで盛大に転んだわが子を見て、ちゃんとやろうと思い直しました。

長袖、長ズボンのベビー服、キッズ服の裾上げ、袖詰めに悩んでいる方の参考になりましたら幸いです。

【ベビーウェア・キッズウェア】裾上げ・袖詰めは必要?

0~1歳の場合

裾や袖が長すぎる場合、外側に折り返して着せることがほとんどでした。

わが子は1歳前には歩いていましたが、まだ活発に走り回る訳ではなかったので特に問題もなく過ごせました。

ただ、わが子は何でも舐める癖があったため、折り返した袖をかじかじ噛んで引っ張ることもありました。きっちり袖詰めをしても良かったかなと思います。

保育所や一時預かりでは、「ベビーウェアの裾や袖はまくらずに縫い付けてください」と言われることもあります。あくまで自宅育児の場合です。

1~2歳の場合

離乳食も順調にすすみ、手づかみ食べが始まると長すぎる袖が邪魔になることも。

1歳半頃には活発に走り回るようになり、子育て支援センター等、室内遊びでは何度も裾を折り返す羽目に。

この頃には手縫いで裾上げ、袖詰めをするようになりました。

2歳以降

自分で服を着ようとすることも増えますし、ますます活発になる2歳以降は、裾上げ、袖詰めをしっかり行った方が安全だと思います。

不器用だとこうなる!基本のまつり縫い

まつり縫いとは

まつり縫いとは、表から縫い目が見えない縫い方のことです。主にズボンやスカートの裾上げをするときや、ワッペンを縫い付けるとき、返し口を閉じたりするのに使用します。

nunocoto fabricより

表地を少しだけすくって縫い進めるため、表から縫い目がほとんど見えずきれいに仕上がります。

裾上げ(ストレートパンツ)

今回はUNIQLOの「レギュラーフィット・デニムライク・10分丈」を裾上げしました。

わが子は80サイズだとややぴったりなので、少し大きめの90サイズを購入しています。

裏地のないパンツの場合、自分のワイドパンツだとミシンでだだっと縫ってしまうのですが、子ども服は裾周りが小さいしミシンをかける方が難易度高めです…。

まずはスタンダードな『まつり縫い』に挑戦しました。

インディゴブルーなので黒い糸で『まつり縫い』をしましたが、不器用が夜中にちまちま縫うとこんな仕上がりになりました…。

tetsuko
tetsuko

表に縫い目がしっかり見えてるよー!

今回は4cm程裾上げをしました。大人の服を4cm裾上げしてもそこまで気にならないと思うのですが、子供服のサイズだと裾から4cmというのは大きく、このラインに線が入るとやや気にやります。

近くでまじまじ見るものではないと言い聞かせつつも、ふくらはぎの下あたりに縫い目が点々と出るのがなんだか嫌で、2本目は別の縫い方を試みることに。

丁寧に『まつり縫い』をすればここまで目立たないと思います…。

不器用でも安心!縫い目が見えないまつり縫い①

不器用さんにもおすすめ!縫い目が見えないまつり縫い

丁寧に縫えなくても安心な、わたしのおすすめの裾上げ方法はこちら!

左側のパンツです。

右側の通常のまつり縫いと異なり、縫い目が表に出ていません。

裏返すとこの通り、左側のパンツは裾を2回折って裾上げしています。

裾は3重です。

子ども服のハンドメイドでよくお世話になったnunocoto fabricさんのホームページを参考にしています。

縫い目が見えないまつり縫い①:縫い方 

まつり縫いの際は表地をすくうわけではないので、糸の色が合っていなくても、縫い目が揃っていなくても、まつり縫いじゃなくてなみ縫いでも問題ありません!

tetsuko
tetsuko

縫い目はばらばらですが、夫が子どもをお風呂に入れてくれている間にさくっと縫うことができました!

…③の縫い止める場所は両サイドの縫い代部分だと表に響きませんが、縫い代が股側にしかない場合などは、表生地を少しすくって2回ほど縫い止めることをおすすめします。(2箇所を固定する)

(↑UNIQLOのレギンスパンツだとこんなイメージ)

子ども服は股側にしか縫い代がないものも多いため、反対側は表地を少し縫うと安心です。

裾や袖のデザインを見せることができる

ちなみに、裾のステッチ等、デザインを残したい場合は工程②の段階でずらして仕上げることも可能です。

(↑イメージはこんな感じ)

たとえば、裾のデザインを1cm見せたい場合は、工程①のときに「裾上げしたい長さ+1cm」で折り上げます。

わたしは上記の方法でトレーナーやスウェットパンツのゴムが見えるように裾上げ、袖詰めをしました。(次の項目にまとめています!)

トレーナーやスウェットに!縫い目が見えないまつり縫い②

裾や袖がゴムの場合の裾上げ・袖詰め

縫い目が見えないまつり縫いでは、スウェットパンツやトレーナー、キルトパジャマ等、裾や袖口がゴムのタイプも綺麗に裾上げ、袖詰めできます。

(↑左側のみ裾上げしたところ)

上記の通り、離れてみるとあまり違和感がないかと思います!

生地を引っ張ると縫っていることがわかります。

縫い目が見えないまつり縫い②:縫い方

今回は5cm裾上げしたいので、2.5cmの位置で折ります。

子ども服の裾だと、1L前後のペットボトルを入れるとちょうど良かったです。

ペットボトルの前に丸めたタオルを入れて縫ったのですが、タオルを一緒に縫ってしまい散々でした。硬いものなら子どものおもちゃでもなんでも大丈夫です。

ゴムの付け根の部分を縫います。わたしは並縫いを細かく縫うのが苦手なので、半返し縫いにしています。

裏返し、最後にサイドの縫い代と裾上げ部分を縫い付けます。

裾がゴムなので縫い止めなくても裾上げした生地が表に出てくることはありませんが、1〜2箇所を縫い付けておくと安心です。

トレーナーの袖詰めも同様に

トレーナー等、ゴム袖のトップスも同じ方法で袖詰め可能です。

(↑パジャマのトップスの袖を詰めたところ)

②③の工程でゴムを伸ばして縫うときは、500mlのペットボトルを入れるとちょうどでした。

tetsuko
tetsuko

トップスも違和感なく仕上げることができて満足です!

縫い目が見えないまつり縫い:デメリット

縫い目が見えないまつり縫いでは、裾上げ部分と本体を両サイド2箇所縫い止めています。

(↑縫い付けた2箇所以外は浮いている状態です)

そのため、他の部分はぴらぴらしているので、慌てて着替えさせると裾上げ部分がひっくり返ることも。

(↑履くときに踵が引っかかり、裾上げ部分がひっくり返っています)

気になる方は、両サイド以外にも1〜2箇所縫い付けることをおすすめします。

tetsuko
tetsuko

ときどきひっくり返る程度なので、わたしは気にせず履かせています。

薄手の服は基本のまつり縫い

ちなみに、薄手の長袖トップス等は、『縫い目が見えないまつり縫い』にすると袖口がもたつきそうなので普通のまつり縫いで袖詰めしました。

袖詰め(装飾のない袖)

白地のプリント柄だったので白糸で『まつり縫い』をしました。

縫い目はばっちり見えていますが、白地だしそこまで気にならないかな…と思うことに。

わたしが不器用なだけで、丁寧に『まつり縫い』をすればここまで目立たないと思います…!

まとめ

今回は、手縫いが苦手なわたしが、右往左往しながら子供服を裾上げ、袖詰めした内容をまとめてみました。

特に、面倒な手縫い作業も、縫い目が見えないとなれば大胆にザクザク縫えるはず!

子ども服の裾上げ、袖詰めにお悩みの方の参考になりましたら幸いです。

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